CIに込めた想い
TAKANEZAWAの頭文字「T」をモチーフに金型の上型下型をイメージしました。 濃いグレーの下型はどっしりと構え、根柢の技術力を表現し、大きな曲線を持つ上型では、安心・調和・信頼を表すグリーンから、希望・知恵・勇気を表す鮮やかなグリーンで企業発展への強い想いを込めています。 社名フォントは分かりやすく力強い物を使用し、ものづくりで「オモシロイ」を創造する企業理念に合わせて、イタリアンテイストなフォントを使用し、自由な企業性や遊び心を演出しています。CI design by RYOSUKE OMACHI
企業理念
オモシロイ。こと、愉しいことをやることが、企業理念です。
わたしたちは長年、プレス金型を製作している技術があります。 世界の工場と云われた日本の技術を支える町工場。
小さな町工場が、高根沢町から栃木県、関東から東日本、日本から世界へと貢献できたら嬉しく思います。
有限会社 高根沢金型
弊社はプレス金型製作を主な業務としております。
『ものづくり』に関することなら、できる限りのことはお手伝いさせて頂きたく存じます。
また、ワイヤー放電加工機やマシニングセンタによる機械加工もお請け致しております。
All truths are easy to understand once they are discovered.
the point is to discover them.
Galileo Galilei
科学とは分野が異なりますが、私たち町工場や「ものづくり」にも通じることと個人的には思っている言葉です。
弊社の技術力はお客様に育てられてきました。 今後も更なる技術の向上を目指し、精進していきたいと存じます。
微力ですが、日本の技術力を残す運動に参加していきたいと願っております。 お気軽にご相談いただければ幸いです。
商号 | 有限会社 高根沢金型 | 特別顧問 | 森 雪雄 | 代表取締役 | 荒井 康子 | 所在地 | 〒329-1206 栃木県塩谷郡高根沢町平田1064-12 |
電話 | 028-676-1590(代) | 資本金 | 800万円 | 取引銀行 | 足利銀行 宝積寺支店 栃木銀行 宝積寺支店 烏山信用金庫 宝積寺支店 |
営業品目 | 順送プレス金型設計・製作 単発プレス金型設計・製作 ゴム金型製作 精密治具製作 金属機械加工 ワイヤー放電加工機 マシニングセンタ CAD/CAMオペレーター |
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沿革
昭和60年1月 | 高根沢町にて操業開始 | 昭和61年4月 | 有限会社 高根沢金型を設立 | 平成2年10月 | 砂部工業団地に工場建設 移転 | 平成15年3月 | 社団法人日本金型工業会正会員 | 平成23年 | 代表取締役 荒井康子就任 | 平成26年 | 顧問 森雪雄(元在日スロベニア名誉領事)氏に委任 |
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先代の想い
「ものづくり会」で創る歓びを。
創り上げていく楽しさ、人に喜ばれる感動、そんなものづくりの原点を求めて、製造業を営む仲間達と「ものづくり会」を発足し、アイディアマンぶりを発揮し、会に貢献しました。
時に製作に悩み、意見をぶつけ合い、完成した達成感に手を叩き喜び合い、遂にものづくり会はテレビ出演するまで活躍しました。
「自動鮎焼き機」や「自動串刺し機」など、商品化はなりませんでしたが、お金では買えない大切なものを得て、心から満足していました。
「むずかしく」考えるな。
製作が困難な仕事に直面して悩んでいると、笑いながら独特な栃木弁のニュアンスを交えて、「難しく考えるなぁ」と社員の肩を叩いていました。あまりの軽妙な言い回しに拍子抜けしていると、不思議にいいアイディアが浮かんでくるのです。
この事から、あまり思い込みすぎて、必要以上に肩の力が入り過ぎていては良い仕事が出来ないことを思い知らされました。責任を感じるあまり、責任を果たせなければ本末転倒です。
平常心でなければ良い仕事が出来ない、責任を担う事と、思い詰めることを混同するな、そんな先代ならではのアドバイスに感謝しています。
それは、人の生き方にも当て嵌まると実感しています。
大切な「仲間」、そして、「絆」。
先代が大切にしていたものは、仲間との絆でした。先代の口から「仲間」という言葉を耳にしない日はないほどでした。気の合うと思った人ならば、その日からでも仲間とし、まさに一期一会の心を大事にしていました。
持ち前の明るい人柄で、同業種だけではなく、農業、建築業、漁業、飲食業、サービス業、陶芸家さんなど、幅広く交友していました。
東日本大震災の時は、栃木県も被害は深刻な状況ですが、先代は仲間の有志と、元々、高根沢町と交流あった陸前高田市に向けて、物資輸送とボランティア活動の為に現地に向かいました。
今も会社には多くの方々が、先代の面影に触れに訪れております。思い出を語り合い、和やかに談笑していると、百日紅の葉がそよ風に揺れ、その葉音を、私たちは先代が笑っているものと思わざるにはいられないのです。
仲間たちとの絆は、今も深まっています。